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真夜中の国道沿い
日々の生活の事や、出会った素敵な音楽や小説について書きます。
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DATE: 2007/07/17(火)   CATEGORY: 読書
おまえは世界で2番目に優れたミッキーマウスだよ。俺に次いでな。
ミッキーマウスの憂鬱


ミッキーマウスの憂鬱/松岡圭祐

完全にタイトル買い。
内容になんて期待してない。


・・・なかったのに、意外や意外、けっこう面白かった(笑)
夢見た職場と現実の違い、準社員という立場での葛藤、自分の出世の事しか頭に無い正社員たち、意外な味方参上、「ルールなんて!!」と泥水の中に身を投げる主人公・・・
ありがちな展開ではあるなぁと思うんだけど、舞台がTDLっていうのが良いですね。
終始楽しさに満ち溢れた小説だなぁと思いました。
展開も早くて読みやすいし、なんていうか「巧いなー!!」って思わせられます。
ラストも爽快だし、軽めの本が読みたい人にはけっこうおすすめかも。
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DATE: 2007/03/17(土)   CATEGORY: 読書
彼はぼくらの良心だった
弟の戦争


弟の戦争/ロバートウェストール

ぼくの弟フィギスは、心の優しい子だった。
弱っている動物や飢えた難民の子どもの写真なんか見ると、
まるでとりつかれたみたいになって、「たすけてやってよ」って言う。
人の気持ちを読みとる不思議な力も持っている。
そんな弟が、ある時奇妙な言葉をしゃべりだし、
「自分はイラク軍の少年兵だ」と言い始めた。
フィギスは12歳。1990年、湾岸戦争が始まった夏のことだった…。

Amazon.cp.jpより



2005年は戦後60周年という事で、戦争関連の舞台をけっこう見た。
全部で5本・・・いや、6本だったかな??
その中で最後に見たのが12月に見た劇団うりんこの「弟の戦争」だった。

とにかくショッキングだった。
その年に見た戦争関連の舞台のほとんどは戦争を“過去のもの”として扱っていたのに対して、
この舞台は、時代背景は1990年湾岸戦争ではあるものの、
“ありのままの今”の状況を描き出しているように思えたからだ。
戦後60周年と謳って先の大戦を省みる話はテレビや映画でもとても多く耳にした。
それでも、現代にも戦争が存在するという事を僕達はあまりにも感じ取れずにいたのかもしれない。
そんな事を思った。


さて時は経ち2007年3月16日、今日この舞台の原作を読み終えた。
児童文学というだけあって、さすがに読みやすく、
しかし児童文学と一言で言うにはあまりにも軽すぎるようなメッセージが詰まっている本だった。
ただ今僕がここで口にしたところでそのメッセージはただ戦争の悲惨さを語るだけになり、
ただ分かりきった事実を並べ戦争反対を訴えるだけに止まってしまう気がする。
それならこの本の言いようの無い強烈さはいったい何処にあるのか??
脚本・演出を手がけた鐘下辰男氏の解釈を読んで、それが分かった。

私たちは今でもどこかで戦争が行われていることを日々のニュースで知っています。
そこでどういう悲惨なことが行われているのかということも知っています。
そして心を痛めたりはしています。
しかし、これはあくまで知識として有しているというだけで
決して戦争を「経験」しているだけではありません。
経験なき知識がいかに脆弱なものであるか、
私たちは日々の暮らしでそれを実感することが多々あるわけですが、
それは戦争も同じ事です。
この作品の主人公は、戦争のない平和な国で暮らしているにもかかわらず、
日々変貌していく弟と接しながら、直に戦争を経験していく物語です。知識としての戦争を理解するドラマでではなく、
経験として戦争を実感していくドラマです。

http://www.urinko.jp/sakuhin/otouto/otouto.htm



ただ知っているだけでは、何も分かっていないのとほとんど同じなのだ。
この小説の斬新な切り口が、「知っている事」以上のものを作り出して、強烈なインパクトを与えてくれたのだろう。
そしてその話を生身の人間が目の前で演じる「演劇」という形で見れたというのは、
実は僕にとってものすごく良い事だったのかもしれない。


DATE: 2007/02/24(土)   CATEGORY: 読書
吹け、滅びの風
七竈


少女七竈と七人の可愛そうな大人、読み終わりました。
年明け前からずっと気になっていたので、読めてよかった。
ありがとうバイト本屋メガネ君。


<あらすじ>
わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった・・
鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。親友の雪風との静かで完成された世界。だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで・・。

Amazon.co.jpより



気になっていたわけの一つがこのブックデザイン。
黒い背景のあいだから見えるこの和風なイラストがとても気に入っていて・・・。
鈴木成一デザイン室さんの作品だそうです。
・・・鈴木成一デザイン室。
なんか見覚えがあるなぁと思ったら、そうだ。
森博嗣スカイクロラシリーズのブックデザインの人たちだ!!
相当売れっ子さんのようですねぇ。僕の持ってる本でも伊坂幸太郎のチルドレンや三崎亜紀のとなり町戦争、バスジャック・・・。
本、特にハードカバーのものを買うときに、やっぱり装丁がキレイなものに手が伸びますよね。
素敵だなぁ、こういう方々は。

本の内容はとても美しく儚いお話でした。
雪風と七竈、2人だけの世界が運命によって少しずつ静かに崩されていくのがなんとも・・・。
DATE: 2007/02/09(金)   CATEGORY: 読書
Flutter into Life
Flutter into Life


いやぁ1800円もかけて買ってしまったよ。
森博嗣スカイ・クロラ シリーズ第四巻、フラッタ・リンツ・ライフ。
第三巻ダウン・ツ・ヘヴンは2日で読み終わってしまって、
今は第一巻スカイ・クロラを読み返しています。
うん、はまりすぎだね。
正直最初にスカイ・クロラを読んだ時は世界観に全く入り込めない上に飛行機の専門用語がどんどんでてきて、訳分からないうちに終わってしまったって感じだったんだけど、
「表紙がキレイ」という理由で続編を買って本当に良かったと思う。
名作なような気がしてきた。

今のところナ・バ・テアが一番好き。
DATE: 2007/02/02(金)   CATEGORY: 読書
ホルモー、サンソン、直木賞
ほるもー


先日僕の所持金を27円にしやがったあの古本屋で見つけたので、買ってきてみました。鴨川ホルモー。
初版でちょっと高かったけど、本屋大賞にもノミネートされてたしね。読んでおこうかと。
担任の世界史教師が読め読め言い続けている「死刑執行人サンスン」は未だ見つからず。
著者も舞台も同じ本、「フランス反骨変人列伝」は見つけたからこっちも買ってきてみましたよ。
あとは「世界の日本人ジョーク集」と佐藤多佳子の「黄色い目の魚」も買って来ました。

店員さんとちょっとお話したんですけど、やっぱり直木賞該当作無しにはご立腹のようでしたね。
そもそも本の売れない傾向にある月に、業界を盛り上げようっていうのが起こりなんだから、該当無しはないだろうと。
まぁよっぽど選考委員の趣味に合わなかったのでしょう。
個人的には今回ノミネートされた池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」が読みたくて読みたくて、図書館で予約しちゃいました。
基本的に何か文学賞にノミネートされた本って人気が集まるから、予約件数が大変な事になってる事が多いんですけど、
この本は40件くらいしか入ってなかったんで。
宮部みゆきの「名もなき毒」は808件も入ってたよ・・・。

本屋大賞にノミネートされている作品は読んでおきたいのですが、やっぱり予約件数多いです。
伊坂幸太郎「終末のフール」、小川洋子「ミーナの行進」は既読。
劇団ひとりの「陰日向に咲く」も家にあるし、「鴨川ホルモー」は今日買ってきた。
残りは手に入るかなぁ・・・。
個人的にはこのまま下馬評通り佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」が受賞しても、順当過ぎて面白くないので(笑)、
森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」あたりが受賞してくれないかなぁと思ったり。
伊坂、三崎、宮部は本屋大賞とは違う気がする。
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